APU(立命館アジア太平洋大学) 志望理由書の書き方と面接対策

立命館アジア太平洋大学(APU)総合型(AO)志望理由書の書き方と面接対策を徹底解説! 国際系大学・学部攻略
受験生
受験生

APU の志望理由書の書き方を教えてください!
あと面接対策と!

立命館アジア太平洋大学(APU: Ritsumeikan Asia Pacific University)の総合型(AO)選抜入試、および一般入試に必要な志望理由書の書き方を解説します。また、面接対策を含めて徹底解説します。

⇒ APU(立命館アジア太平洋大学)の総合型(AO)攻略記事はこちら
⇒ APU(立命館アジア太平洋大学)の一般入試対策記事はこちら

■ このページで分かること!

1. APU の志望理由書と面接の評価ポイントが分かります
2. 志望理由書と面接は、APU が求める「世界を変える人」を基に、将来ビジョンとこれまでの活動を結びつける大事さが分かります
3. APU 主催イベントのリソースが分かります

※ 本記事は筆者が独自に執筆しまとめたものです。正確な情報を得たい場合は必ず大学の公式情報をご確認ください。

プレゼンター
プレゼンター

【PR】 国際教養大学、APU(立命館アジア太平洋大学)、慶應義塾大学 SFC、早稲田大学 国際教養学部、ICU(国際基督教大学)などの受験をお考えの高校生と、その保護者の方へ。これらの大学の「合格基準」と「対策カリキュラム」をご存知ですか?

目次をタップすればどこからでも読めます

APU で志望理由書と面接が必要な入試一覧

APU の入試で志望理由書と面接が必要な入試は、下記の通りです(タップすると本サイトの攻略記事が開きます)。

総合型選抜の試験内容と評価ポイント

※ 募集要項を基に、筆者がとくに重要と考えたところにアンダーライン

入試形式試験内容評価ポイント
総合評価方式・探求型 ~ロジカル・フラワー・チャート型~■ 一次選抜
・書類審査(志望理由書、調査書(高校の成績)など)
・オンライン解答試験 与えられた資料から、自分なりの答え(仮説)を設定した上で、設問に解答(90分)

■ 二次選抜
・ライブ面接/個人(20~30分)(口頭試問を含む)
■ 書類の評価ポイント
・志望学部への興味・関心
・入学後の学修等に対する意欲・熱意、記述の論理性や説得力
・英語運用能力
■ オンライン解答試験の評価ポイント
・着眼点や読解力、発想力、論理性などを踏まえた探究的な物の見方や考え方の基礎的素養 など
■ ライブ面接の評価ポイント
・出願書類と筆記試験の解答内容に基づく質疑応答
・APUの多文化教育・生活環境やリソースを積極的に活用し、学び成長することができるかや探究的な物の見方や考え方 など
総合評価方式・論述型・書類審査(志望理由書、調査書(高校の成績)など)
・録画面接
・オンライン解答試験(小論文) 社会で生起する様々な問題に関する評論文・エッセイ等の課題文を読み、小論文を作成(90分、1200字)
■ 書類の評価ポイント
・志望学部への興味・関心
・入学後の学修等に対する意欲・熱意、記述の論理性や説得力
・英語運用能力
■ 録画面接の評価ポイント
・APUの多文化教育・生活環境やリソースを積極的に活用し、学び成長することができるか・論理的思考力 など
■ オンライン解答試験(小論文)の評価ポイント
・課題文に対する読解力
・論理的思考力
・文章表現力
活動アピール方式■ 一次選抜
書類審査(志望理由書、調査書(高校の成績)、エッセイシート、活動報告書など)
※ 英語基準の場合は英語で作成

■ 二次選抜
ライブ面接/個人(約20分)
※ 英語基準の場合は英語面接
■ 書類の評価ポイント
・志望学部への興味・関心、入学後の学修等に対する意欲・熱意、記述の論理性・説得力
・言語能力の水準
・探究、学業、文化、芸術、スポーツ、ボランティアなどの分野における活動成果
・海外での学習成果
・取得資格等の水準
・エッセイ:高校時代の学習や課外活動における成果とその振り返り など
■ ライブ面接の評価ポイント
・APUの多文化教育・生活環境やリソースを積極的に活用し、学び成長することができるか・論理的思考力 など
帰国生徒(海外就学経験者)選抜・書類審査(志望理由書、調査書(高校の成績)、エッセイシートなど)
※ 英語基準の場合は英語で作成
・録画面接
※ 英語基準の場合は英語面接
■ 書類の評価ポイント
・志望学部への興味・関心
・海外における経験の豊かさとその成果
・高等学校に相当する課程での学習成果
・言語能力の水準
・エッセイ:高校時代の学習や課外活動における成果とその振り返り など
■ 録画面接の評価ポイント
・APUの多文化教育・生活環境やリソースを積極的に活用し、学び成長することができるか・論理的思考力 など
国際バカロレア(IB)選抜・書類審査(志望理由書、調査書(高校の成績)、エッセイシートなど)
※ 英語基準の場合は英語で作成
・録画面接
※ 英語基準の場合は英語面接
■ 書類の評価ポイント
・志望学部への興味・関心
・入学後の学修等に対する意欲・熱意、記述の論理性・説得力
・課題論文(EE:Extended Essay)の内容
・IB Predicted Grades など
■ 録画面接の評価ポイント
・課題論文(EE)等の出願書類をもとに、APUの多文化教育・生活環境やリソースを積極的に活用し、学び成長することができるか・論理的思考力 など
共通テスト + 面接方式・録画面接 100 点
※ 英語基準の場合は英語面接
・共通テスト 300点(外国語と国語は必須、それ以外の教科から1つ)
■ 面接の評価ポイント
・志望学部への興味・関心
・入学後の学修計画の具体性
・入学後の学修・正課外活動を含む学生生活全般への意欲等   など

※1 どの入試形式でも、奨学金受給希望者は、英語外部資格試験証明書の提出が必要です。
※2 どの入試形式でも、外国の大学入学統一試験を受けた者は、その成績証明書の提出が必要です。
※3 どの入試形式でも、国際バカロレア(IB)校の場合は IB Predicted Grades 報告書が必要です。
※4 共通テストの英語は、英語資格のスコア基準で得点換算がされます(タップでジャンプ)。
※5 共通テストの<物理基礎、化学基礎、生物基礎、物理基礎から2科目>は、2科目の合計点で評価されます。

入試形式別に見ると、「総合評価方式・探求型 ~ロジカル・フラワー・チャート型~」の面接での評価ポイントが、他の入試形式よりも多面的で、難しいことが分かります。

また、「共通テスト + 面接方式」のみ、志望理由書のフォーマットが他とはちがいます(後述)。

一般選抜の試験内容
受験生
受験生

ちなみに、一般入試(後期)には「共通テスト + 面接方式」以外にも「共通テスト方式」がありますが、どちらを受けるといいですか?

一般入試(後期)の「共通テスト + 面接方式」と「共通テスト方式」とは、配点がちがいます(詳しくは、本サイトの APU 一般入試攻略ページを見てください)。

「共通テスト + 面接方式」のみ、各科目の配点が 100 点ずつ + 面接が 100 点です。一方で、「共通テスト利用方式」は、各科目の配点が 200 点または 150 点ずつです(配点は学部ごとに異なる)。

あくまで一つの考え方ですが・・・

共通テストのスコアが「共通テスト方式」の合格最低点よりもかなり高い場合は、「共通テスト方式」で受験するとよいでしょう。

共通テストのスコアが「共通テスト方式」の合格最低点ギリギリまたはそれより低い場合や、志望理由を明確に伝えられる意欲がある場合は、「共通テスト + 面接方式」にチャレンジするとよいでしょう。

APU の志望理由書で書くべきこと

志望理由書のフォーマット(「共通テスト + 面接方式」以外)

「共通テスト + 面接方式」以外

項目
■ 日本語基準
本学のアドミッション・ポリシーと APU 2030 ビジョン「APU で学んだ人たちが世界を変える」を読んだうえで、下記の事項を参考にしながら、できるだけ具体的に述べてください(日本語基準:800字以上1,000字以内)。
① 本学、本学部を選んだ理由、学びたいこと
② 大学卒業時にありたい自分の姿
③ 大学在学中に取り組んでみたい活動
■ 英語基準
After reading the “University’s Admission Policy and APU2030 Vision – APU Graduates possess the power to change our world -“, please be as specific as possible while referring to the items below. “(English-basis:400‐500words)
①Reasons for choosing our university, your desired college and what you want to learn
②What kind of person do you want to be after university, and how will you achieve that at APU
③Activities you want to try while you are in APU
引用元:立命館アジア太平洋大学(https://www.apumate.net/admissions_guide/download/

「共通テスト + 面接方式」のみ

項目
出願学部を志望する理由 5 行程度
入学後の学修プラン(これまでの学びや、将来の目標などと関連付けて) 3, 4 行程度
将来の目標とその実現のために取り組みたいこと 3, 4 行程度
これまでに、苦労・困難を乗り越えた経験について(なぜ、またはどの様に克服できたのか) 3, 4 行程度
世界で起こっている最近の出来事や国際的な問題で、あなたが関心を持っていることについての考え 3, 4 行程度
引用元:立命館アジア太平洋大学(https://www.apumate.net/admissions_guide/download/
志望理由書で書くべきこと

「共通テスト + 面接方式」のみ、フォーマット(雛形)が他とちがいますが書くべきことはほとんど同じです。APU 2030 ビジョン(タップで公式サイトを開く)は必ずみておきましょう。

志望理由書で大事なことは下記3点です。それぞれ、具体的に解説していきます。

■ 志望理由書のポイント

  1. APU が学生に期待する「世界を変える人」に結びつけて書く
     
  2. APU で学べることが、自分の将来ビジョン達成につながることを書く
     
  3. 設問への回答文 ⇒ 展開文 ⇒ 結論文という流れで文章を書く
プレゼンター
プレゼンター

【PR】 国際教養大学、APU(立命館アジア太平洋大学)、慶應義塾大学 SFC、早稲田大学 国際教養学部、ICU(国際基督教大学)などの受験をお考えの高校生と、その保護者の方へ。これらの大学の「合格基準」と「対策カリキュラム」をご存知ですか?

志望理由書の3つのポイント

ポイント1 ~APU が学生に期待する「世界を変える人」に結びつけて書く~

志望理由書を書く前に、「APU はどんな学生に入学してほしいのか?」を理解することが大事です。これを理解するために、APU 2030 ビジョンを確認しましょう。

■ APU2030ビジョン

APUで学んだ人たちが世界を変える。

この多文化が共生する国際社会には多様な価値観が存在し、対立や摩擦が否応なく生じる。異なる文化と価値観の違いを認めて理解し合い、自由で平和な世界を築く「世界市民」を育成する。これが、APUの目指す「自由・平和・ヒューマニティ」「国際相互理解」「アジア太平洋の未来創造」という理念の核心である。
APUで学んだ一人一人が、自由と平和を追求する人間として、人間の尊厳に対する畏敬の念を抱き、世界で、日本で、それぞれの住む地域や立場で、他者のために、社会のために行動することにより、世界が変わる。

APUで育つ「世界を変える」人とは

他者と協働し、対話を軸に対立を乗り越え、社会に影響を与えることができる。
異なる文化との衝突遭遇したことのない困難への耐性がある。
・多様な視点やアイデアから、新しい価値を創造することができる。
・自分自身のゴールを描き、生涯学び成長し続けることができる。

「世界を変える」人を育てるためにAPUは

・比類ない多国籍・多文化環境を活かして、世界市民として成長するための学習や活動の機会及び生活環境を提供し、世界に誇るグローバル・ラーニング・コミュニティを創成する。
・教育・研究の質を絶え間なく向上させ、世界で通用する新たなグローバル・ラーニングの価値を創造する。
・APUの財産である世界中の卒業生や地域社会のステークホルダーとのつながりを深化させ、教育活動や大学運営で協働する。

―APUは世界に誇れるグローバル・ラーニング・コミュニティを構築し、そこで学んだ人たちが世界を変える。

APU 2030 ビジョン(https://www.apu.ac.jp/home/about/content7/
(※ 下線部は筆者)
GTEメンター柏
GTEメンター柏

この「世界を変える」人こそが、APU が欲しい学生像だと考えられます!

APU は、将来グローバルに活躍し、世界の問題解決に貢献できる人材になることを学生に期待している、と考えてよいでしょう。

そのために APU では、国内学生と国際学生(留学生)が半々で、日英2言語教育を徹底し、留学にもとても力を入れています。授業ではただ講義を聞くだけではなく、グループでのディスカッションやプロジェクト型学習(PBL: Project Based Learning)をふんだんに取り入れ、国際寮で生活も共にします。

また、入学者全員が、入学から4か月かけて行う多文化協働ワークショップ(※ タップすると YouTube が開きます)で、異なる文化との衝突を直に体験します。

GTE 理事 能登
GTE 理事 能登

自分とは言語、考え方、価値観、優先順位などがちがう人とチームワークをするのは、それはもう大変です!

だからこそ、「世界を変える人」の定義には、”対立を乗り越える”、”異なる文化との衝突”、”遭遇したことのない困難への耐性” など、ハードなことばが散りばめられているのでしょう。

英語力の問題だけでなく、あきらめそうな場面でふんばる力、言葉が伝わらなくても何がなんでも伝えようとする粘り強さ、異なる点だけでなく共通点を探して認識を合わせる力など、さまざまなサバイバル能力が試されます。

志望理由書には、チームワークの中で対立を乗り越えた経験や、異なる文化との衝突でもがいた経験などについて、自分のエピソードを交えて書き、「自分には ”世界を変える” 人になれる素質がある」、と示すとよいでしょう。ただ単に「語学力を高めたい」「国際交流したい」だけでは NG です。

ポイント2 ~APU で学べることが、自分の将来ビジョン達成につながることを書く~

さらに、より具体的に「どうやって世界を変えたいか?」をアピールするには、アドミッション・ポリシーの各学部の学びと関連させて志望理由書を書くとよいです。

<アドミッション・ポリシー>

学士課程
 立命館アジア太平洋大学(APU)の基本理念「自由・平和・ヒューマニティ」、「国際相互理解」、「アジア太平洋の未来創造」に共感し、世界から集う学生とともに学び、異なる文化と価値観の違いを認めて理解し合い、多文化・多言語キャンパスからなる大学コミュニティにおいて日英両語で積極的に交流し、相互の学びに貢献する意思を持った学生を求める。
 このような学びを行うためにAPUに入学する学士課程の学生には、以下の資質・能力などを有することを求める。
(1)知識・技能
   ・大学での学習に必要な基本的知識
   ・大学での学習を遂行するために必要な英語または日本語の能力
(2)思考力・判断力・表現力
   ・主体的に課題を発見し問題解決に取り組むためのクリティカル・シンキングと分析力、創造力
   ・情報を正確に読み解く力、自分の考えを的確に表現し論理的に説明する力や数的思考力
(3)主体性・多様性・協働性
   ・目標に向かう行動力、やり抜く力
   ・他者との相互理解に基づき他者を巻き込みつつ、他者に貢献する態度
   ・多文化教育環境を十分に活用し「多文化協働学修」に参画する意欲

アジア太平洋学部
(1)アジア太平洋地域を中心にグローバルな社会における「文化・社会・メディア」「国際関係」「グローバル経済」についての興味・関心
(2)社会、政治、経済を中心に社会科学の分野を勉強していくことができる基礎的な力
(3)アジア太平洋学部での専門領域の文献を理解し、論述できるための基本的な読解力と文章力
(4)自分の興味、関心を追求し、それを明確に表現する力
(5)多くの情報を統合し、多角的に物事を考え、それらをまとめあげる力
国際経営学部
(1)経営戦略・リーダーシップ、マーケティング、会計・ファイナンス、アントレプレナーシップ・オペレーションマネジメントを含むグローバル経営やビジネスについての興味・関心
(2)創造力、リーダーシップスキル、問題解決力を有し、さらにそれを伸ばす力と意欲
(3)ビジネスを通してポジティブな変化をもたらし、アジア太平洋地域や世界におけるインクルージョンと持続可能性に向けてアクションを起こす意欲
サステイナビリティ観光学部
(1)持続可能な社会と観光についての興味・関心
(2)国内外の様々な地域へ関心を持ち、地域の持続可能性に向けて課題解決に取り組む意欲
(3)学内外における学びを通じ、様々な社会のアクターと協働して学問横断的に学ぶ意欲

 入学者選抜においては、APUにおける学びに適した学部学生を受け入れるために、上記の知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体性・多様性・協働性を総合的に判断する多様な入学者選抜を行う。

引用元:立命館アジア太平洋大学 募集要項(https://www.apumate.net/admissions_guide/download/

アジア太平洋学部(APS)は、国単位の大きな視点で社会、政治、経済などを学びます。文献調査や理論の理解、レポート作成など、相対的に他の学部より読解力や文章力が必要になるでしょう。国際関係がある公務や報道、公共性の高いビジネスなどに携わることを将来ビジョンとしたい方は、APS を志望学部として志望理由書を書くと書きやすいかもしれません。

国際経営学部(APM)は、企業単位の視点で経営、会計、起業などを学びます。相対的に他の学部よりビジネスプランの作成やプレゼンテーションなど問題解決力や提案力が必要になるでしょう。グローバルビジネスに興味がある方、将来起業してみたい方は、APM を志望学部として志望理由書を書くと書きやすいかもしれません。

サステナビリティ観光学部(ST)は、環境学や国際開発、観光産業など9つの専門分野を幅広く学びます。相対的に他の学部より、国内外、学内外を問わずさまざまな人々と協働して学ぶ好奇心や積極性が必要になるでしょう。地域のリソースを生かした環境保全や観光業、社会起業などに興味がある方は、ST を志望学部として志望理由書を書くと書きやすいかもしれません。

ぜひ、APU の3つの学部で学べることが、自分の将来ビジョン達成に結びつくことを明確に書いてみてください。

逆に言うと、ここが書いていないと、なぜ APU を志望するのか理由が薄くなってしまうおそれがあります。

ポイント3 ~設問への回答文 ⇒ 展開文 ⇒ 結論文という流れで文章を書く~

これは志望理由書に限らず、小論文でも、英語エッセイ(Essay writing)でも同じですが、話したいことを整理して相手に分かりやすく伝えるには、「文章の型」があります。下記の図を見てください。

Introduction(導入部) -Thesis statement(シーシスステートメント:設問に答える主張) Body(本文) 1.志望理由 -Topic sentence(トピックセンテンス:そのパラグラフの概要を示す文)、-Supporting sentences(展開文:トピックセンテンスの詳細、理由、具体例など) 2.入学後の学習プラン -Topic sentence(トピックセンテンス:そのパラグラフの概要を示す文)、-Supporting sentences(展開文:トピックセンテンスの詳細、理由、具体例など) Conclusion(結論部) -Restatement of the main point(要約したり言い換えたりしながら主張を再提示する)

最初の Introduction(導入部)では、必ず設問への答えとなる主張を書きます。

Thesis statement(シーシス・ステートメント:主題に関してあることを主張する文章)と言いますが、最初のパラグラフで書き手の主張を明確に書くと、何を読み手に伝えたいのか分かりやすくなります。

APU の志望理由書の場合、設問は「本学のアドミッション・ポリシーと APU 2030 ビジョンを読んだうえで、志望理由と入学後の学習プランについて、述べてください」なので、Thesis statement には「志望理由」と「入学後の学習プラン」の2点を端的に書くとよいでしょう。


Body(本文)では、Thesis statement で主張したことをパラグラフに分けた上で、主張を裏付ける理由や根拠、詳細、具体例などを書きます。

Thesis statement で「志望理由」と「入学後の学習プラン」の2点を書いたなら、Body のパラグラフもこの2点で分けると、読み手に伝わりやすいでしょう。

各パラグラフの文章は、Topic sentence(トピック・センテンス:そのパラグラフの概要を示す文) ⇒ Supporting sentence(s)(展開文:そのトピック・センテンスの詳細、理由、具体例などを示す1つまたは複数の文)という順番で書きます。


Conclusion(結論部)では、Body で書いたことを要約したり、Introduction で主張したことを言い換えたりしながら、自分の主張を再度書きます。

志望理由書の文末は、「~以上の理由から APU への入学を志望する」といったように、APU の志望理由で締めると書きやすいかもしれません。

GTEメンター柏
GTEメンター柏

Introduction ⇒ Body ⇒ Conclusion の流れは、どんな文書や会話でも応用可能でとても便利ですよ! ぜひ練習して身につけてみてください。

APU の面接対策

APU の面接は、20 ~ 30 分のオンライン個人面接が行われます。言語は日本語基準なら日本語、英語基準なら英語です。

面接では、基本的には志望理由書に基づいて、下記のような質疑応答を行います。

■ 面接で聞かれること

  • 志望学部への興味・関心
  • 入学後の学修計画の具体性
  • 入学後の学修・正課外活動を含む学生生活全般への意欲等
  • APU の多文化教育・生活環境やリソースを積極的に活用し、学び成長することができるか
  • 筆記試験の解答内容に基づく口頭試問(総合評価方式・探求型 ~ロジカル・フラワー・チャート型~」のみ)

対策法としては、下記3つがあります。

  1. 志望理由書に書いたことに対する回答パターンを練習しておく
     
  2. 想定外の質問が来たときの対応を練習しておく
     
  3. 結論 ⇒ 展開文(理由、詳細、具体例など)という流れで回答する練習をしておく
1.志望理由書に書いたことに対する回答パターンを練習しておく

これは当たり前ですが対策必須です。

おそらく面接の最初~前半は、受験者が答えやすいよう志望理由書に書いたことに対する質問が多いと思われますので、必ず回答を練習しておきましょう。

2.想定外の質問が来たときの対応を練習しておく

意外と多くの受験生が上記1.の志望理由書に関することしか練習しておらず、うろたえることが多いようです。

面接では下記のようなことを質問されることがよくあるので、ぜひ知り合いや先生などに面接官役となってもらい練習しておくとよいでしょう。

< 質問の例 >

・「留学するならどの国で、どんなことを学びたいですか?」
・「(最近の時事問題)について、あなたはどう考えますか?」
・「もしあなたが~だったら、どうしますか?」
   などなどなど・・・

審査員
審査員

不意打ち気味の質問があって焦っても大丈夫です。
あなた自身の思いや考えを聞かせてくださいね。

注意点として、台本を丸暗記するような面接対策をすると、かえって「台本通りに答えなきゃ・・・!」と緊張し、うまく回答できないことが多いです。

不意打ち気味の質問をもらってもなんとか対処できるよう、台本というよりキーワードをメモしておく要領で準備しておくとよいかもしれません。色々試して、自分に合った面接準備をしてみてください。

3.結論 ⇒ 展開文(理由、詳細、具体例など)という流れで回答する練習をしておく

APU の面接の評価ポイントとして強調されているのが、「まず結論から答えて、論理的に話す」ことです。

志望理由書の書き方ポイント3と似ていますが、まずは結論として、質問への回答を端的に答えましょう。その後に、理由、詳細、具体例などを追加していくと、面接官に伝わりやすい回答になります。

< 質問への回答の例 >

・「回答としては、~と考えます。理由は、…だからです」
・「~については3つあります。1つ目は…、2つ目は…、3つ目は…です。」
・「私は~でした。具体的には、…ということがあり、こう考えるようになりました」

受験生
受験生

質問に対して、まずは短く結論を言うのが大事なんですね!

APU 主催イベントに参加して志望理由を具体化する

志望理由書を書くにはアドミッション・ポリシーなどが参考になりますが、APU が主催するイベントに参加すれば、より志望理由を具体化できます。

APU の受験生サイト「APUmate」のイベント一覧ページからさまざまなイベントに参加できますので、ぜひ活用してください。APU のことをより知れば、面接でも自信を持って答えられるようになりますよ。

APUmate の中でも、とくにオススメのイベントはこちらです(イベント名をタップするとリンク先が開きます)。

イベント名日程場所
保護者のための大学説明会2025/3/21オンライン
BEGINプログラム 高校生向け探究ブートキャンプ2025/3/25 – 28 の4日間APU キャンパス(大分県)
キャンパス見学会2025/3/30APU キャンパス(大分県)
オープンキャンパス2025/7/12, 7/13, 11/2APU キャンパス(大分県)
GTE PREP 大学受験の情報戦を制する!セミナー
プレゼンター
プレゼンター

【PR】 国際教養大学、APU(立命館アジア太平洋大学)、慶應義塾大学 SFC、早稲田大学 国際教養学部、ICU(国際基督教大学)などの受験をお考えの高校生と、その保護者の方へ。これらの大学の「合格基準」と「対策カリキュラム」をご存知ですか?

執筆: 柏 陽平

・国際系の大学・学部に強い「GTE®PREP塾」メンター
・早稲田大学大学院 商学研究科修了後、日産自動車(株)に入社。全員インド人のチームで IT プロジェクトのリーダーを経験後、退職。(株)ダイバーシティ・コンサルティング代表
・統計学や経営工学を使った研究論文や白書のコンサルティング
・小学 3 年生から中学 3 年生まで不登校と登校を繰り返す。6 歳の子を育てる兼業主夫

タイトルとURLをコピーしました